2013年04月12日

レシーライフルを弄る。

ということで、メカボまでばらばらになったレシーライフル。



今回はメカボを解体して、実際パーツを組み込んでいきましょう。



ココのバネのパーツはなくしやすいので油断は禁物。
ネジを外したとたんに亜空間に消え去ってしまいます。
外す時には指で押さえながら外すと良いでしょう。
また、ボルトストップパーツもめっちゃ大切です。
パーツ名はセカンドカットオフストッパー&セカンドカットオフリンクというのですが、
コイツは部品で出ません。
スプリングは万が一無くしてもかろうじて出ますが、
ボルトストップパーツの2点はマルイさんからのパーツ供給がないので、なくしてしまったらアウトです。
壊れたらマルイさんに部品を送らないとパーツを出してくれません。
外したら絶対無くさないように気をつけましょう。



それではご開帳。次世代はスプリングテンションがかかっていないので、メカボを開くのは比較的簡単。
中身もソコソコ汚れていますが、ひど過ぎって感じじゃないみたいですね。



メカボックス内はグリスの海。いっぱい塗ってありますね。
はみ出たグリスが固着してしまって、変色しちゃってます。
こいつは一度お風呂に入れてあげる必要がありますね。



フレームもチェックします。次世代はモーターハウジングのトコにクラックが入るのですが、
今回のは問題ありませんでした。



ピストンとシリンダーはこれでもかってぐらいグリスが塗ってありました。
シリンダーホールからはみ出るほどにね。コレじゃサイクル上げたらピスクラ必死ですな。



ピストンさんも悪戯しておきます。
初速調整がしやすいように、バネははずしておきます。
ヘタってもストックパイプ外して直ぐ調整できるようにね。



写真では一見綺麗に見えるギアも、洗ってみるとカスがいっぱい出てきます。
ブレーキクリーナーでジャブチンしましょう。



いやーいっぱい出ましたね。テッシュの山です。



さーて、パーツさんも綺麗になったので、早速組み込んでいきましょうかね。
今回組み込むパーツさんたち。



バレルなんかびっくりするぐらいのお値段しちゃってますが、イイんですよコレ。
後は配線張り替えて、軸受け交換してと・・・軸受けはハイサイシリーズのメタル軸受けを使います。
コイツの方が具合良いんですよね。次世代に関しては。ただ、入手難易度が高いのが玉に瑕です。



セミの利きが悪くなる前に、セレクターセフティをキャンセルしちゃいます。
使い込まれた次世代のセミの調子が悪い時は、ココ疑ってください。
スイッチの金具の重なるトコがコゲコゲになってますから。



銀コードに張替え。作業自体はサクサク進んでいるように見えますが、実際は長さをミスって、
もう一回張り替えてたりして。まだまだ未熟者ですな。配線できたら後はただ丁寧に組み込むだけ。



作業に集中していた為、画像少なくて申し訳ない。
今回のシム調整は・・・

ベベル ㊤0.5 ㊦0.15
スパー ㊤0.3 ㊦0.15
セクター㊤0.5 ㊦0.15

と、こんな感じで調整しましたが、ほとんど弄る必要は無かったです。
マルイのおばちゃん良い仕事しますなぁ!?一応参考までに。



スプリングガイドも替えときます。オーバーしちゃったら外す方向で・・・



難儀したのがこのチャンバー。前の持ち主が接着したのか、カチカチに固まっていてバラスことが出来ません。
今回の弾道の乱れはこのチャンバーもしくはパッキンにあると思います。
ぶっ壊さないと外れないんで、原因追求はお客さんの了承を得てから。
ヤフオクとは恐ろしいトコですね!?



仕方が無いので新しいの一個おろします。予想外の出費ですね。
カスタムバレルとノーマルパッキンを丁寧に組み込みます。



各部を丁寧に組みなおしたら・・・
無事、完成。



初速の方も・・・



良い数値出てます。サイクルも配線交換の効果が出ていますね。
今回もスプリング交換は行ってません。パワー調整はシリンダー容量の変化とバレルで行っております。
出所のしっかりしたパーツは良いですね。今回も良く出来ました。

その他の不具合としてはリコイルパーツの動きが渋かったのですが、
フレームの内壁に砂が入り込んでいたのが原因で、お掃除したらなおりましたよん!!
よく飛ぶようになってるんで、持ち主さん、可愛がってあげてくださいネ。  

Posted by 雲長。 at 22:30Comments(5)次世代電動ガン M4

2013年04月11日

レシーライフル TANカラーを弄る。

今回、持ち込まれたのは東京マルイさんのレシーライフルTANカラー。最近再販されてヤツではなくて、ファーストロット物。
お客さん、どうしても手に入らなかったんで、待ちきれなくてヤフオクにてコイツを手に入れた模様。
状態は良いということでしたが・・・



お客さん曰く、最近飛びが悪いようで、一度オーバーホールがてら弄っちゃってくださいとの事。
ほいじゃ早速、健康診断からいってみましょうか!?



ふぅん。初速、サイクル等少し落ちてきてますね。
まあ許容範囲なんですが、どこかおかしいんでしょうかね!?
今回は時間の都合上、バラス前の試射は行ってませんが、何か原因があるんでしょうな。
早速バラしていきましょう!!



まずはテイクダウンピンを抜きましょう。



続いて、も一個の方のピンをぶっ叩いてっと・・・コッチは叩いちゃいけません。
次世代のこのパーツはダミーですから。
M4弄りなれてる方だとついつい叩きたくなるんですが、フロントのピンだけ抜いてやれば、
テイクダウンすることが出来ます。テイクダウンするコツはチャーハン(びっくりじゃないよ)
を少しひっぱりながら、前にスライドさせるとスコンと抜けます。



そしたら、チャージングハンドル周りをばらしておきましょう。
ココはなれないうちは写メっておいた方がよいです。
意外と複雑な作りになってます。



ピンをスライドさせてひねるように外せばスコンと抜けます。
いつも思うんですが、この先端についているワッシャ、コレ必要なんですかね!?
おしえてエロイひとっ!!

無事、フロントとアッパーがばらせたら、リアの取り外しに取り掛かります。
まずhストックを取りはずすんですが・・・



レバーを下に思い切り引っ張って、やさしくストックを後ろに引き抜いてください。
すこしでも引っかかりを感じたらNG。無理に引っ張ると端子がもげてしまいます。



無事、ストックが外れましたね。



そしたら、端子を外していきましょう。
外さなくても頑張れば出来ん事ないのですが、外した方がその後の作業性が大幅UPなので外した方がよいかと思います。
配線を再利用しなければ、ぶった切っても良いのですが、ココははんだゴテを使って外しましょう。
次世代は絶妙な配線の長さで出来ているので、再利用をお考えの方は特に丁寧に作業しましょう。



ストックパイプは専用のレンチを使って外した方が吉です。
バイクのフロントフォークばらす工具等で代用できますが、傷だらけのローラになってしまいますので・・・
おすすめはビッグアウトのレンチ。硬くて黒くて立派です。
他メーカーのレンチにはフニャチンなものが多く、使っている間にひん曲がってしまいます。
ビッグアウトのヤツは20代の・・・スイマセンおいたが過ぎましたね。
鉄でできている為カチンコチンですよ。問題は現在在庫切れって事。
ビッグアウトさん、皆さん求めてますので、はやいとこ再販してくださいっ!!



そしたらグリップ回り。作りは旧世代M4とほとんど同じ。
コチラはネジ外すだけなので割愛。



マガジンキャッチを外します。ちっちゃい六角で閉めてあるので舐めないように気をつけて。
良い工具を使ってください。ネジロック塗ってあるので暖めるのも吉です。



メガボをフレームから出す為に、トリガーピンを引っこ抜きます。
ポンチで叩くだけ。でも振動で抜けてきちゃうんで、カスタムパーツに替えた方が良いですね。
ピンが抜けたら、メカボを引っこ抜くわけですが、少々コツがいります。



セレクターをこの位置にあわせて、ケツの方から引っ張り上げるようにして抜きます。
上手く位置があってないと難儀します。



無事、メカボが出ました。今回はばらしている最中、フレームの中から細かい砂やら
ゴミやらがでてきました。こいつはちょっとヤリがいがあるかも!?

メカボックスのオーバーホール&カスタムは次回。  

Posted by 雲長。 at 22:30Comments(0)次世代電動ガン M4

2013年03月28日

レシーライフル リポ化。

先日当店に届いたばっかのレシーライフルですが、早速お客さんに引き取られていきました。



いやー相変わらずカッコいいテッポですな。
今回の生産数も極小。416の時みたいに、もちょっと余裕をもって生産して欲しいトコです。
問屋さんで争奪戦の上、当店にも2本入ったのですが、2日と持ちませんでした。
需要に対して供給が完全に間に合ってないですね。



今回本体買われたお客さんは、次世代M4シリーズを買われるのは初めてだそうで、純正バッテリーは持ってないんだそうです。
これからニッケル水素で揃えるというのもアレなんで、早速リポ化したいという事。

リポ化にあたって、バッテリーボックス使ったり、レイルの中に収めたりとか、イロイロ方法はあるのですが、
レシーライフルに関しては、レイルハンドガードを取り外すのが至極困難なので、前出し配線は諦めてもらった方が良いですね。

ということで、リアにリポバッテリーを納める形になるのですが、スマートに収納するにはET-1のリポセパレート1400がお勧め。
ストックの加工無しで綺麗に収めることが出来ますぞ!!



バッテリーがストックに納まったら、後はコネクターの問題なんですが
選択肢としては、おおむね以下の三択になりますね。

①直結してコネクターを付ける。
②ET-1のコネクターキットを使う。
③オプションNO1の変換キットを使う。

①の利点は、配線とコネクターのみなので費用が余りかからないということ。



もうすでに何らかの形で、純正接点を傷めおり、そのまま接点を使うのが難しい場合の対応策として、
又、接点抵抗が無くなるので、通電効率が良い点ですね。

逆に弱点は、純正接点を外して半田付けが必要なこと、
ストックパイプから配線が伸びる形になるので、ストックの伸縮に少し気を使ってやる必要がある事。

②の利点は、ご丁寧にフタまでついてくるので、非常に収まりが良いこと。



弱点は、+-どちらでもコネクターが刺さってしまうので、間違えると大変。
予備のヒューズを持ち歩いていた方がいいかと思います。

③の利点は、コレもお手軽に収納出来、純正同様ストックの伸縮が行える事。



弱点は、フタが付いてこないんで、若干見栄え劣りする事ですね。
まあ、純正を加工してふたを作れば良いんですが、結構マンドイ。
フタもついてこれば③がパーフェクトなんですが・・・

今回のお客さんは③のオプションNO1のキットを使ってリポ化します。



まずはストックのココの部分を思い切り押し下げておいて、そおっとストックを後ろにひき抜きます。
この時、少しでも引っかかりを感じたら、無理をしてはいけません。
ストックの端子がもげ取れてしまいます。



ココを痛めてしまったらアウト。もう残された道は①しかありません。
今回は前回と違ってやけにすんなりと抜けましたが、このへん改良されているのかなぁ!?



後は説明書どうりにストックをばらして、ストックのレール端子を付け替えるだけ。
非常に簡単な作業です。10分もかかりません。

と、お手軽にリポ化できたんですが、注意して欲しいのは、ストックのフタ等を、配線と一緒に挟んでしまわないこと。
ケーブル自体が、シリコンコードと柔らかい材質でできている為、挟んだりすると被覆が剥けてしまいます。
被覆が剥けてしまうと大変危険なので、とりあえずビニールテープを巻いて応急処置を施し、
配線は交換するように心がけましょう。ショートするとリポ、マジで燃えますよ。  

Posted by 雲長。 at 23:30Comments(1)次世代電動ガン M4

2013年03月14日

呪われた次世代。

いい加減、ミリネタかかんとマニアに怒られちゃうので・・・
最近確定申告でバタバタでして・・・没ネタから一つ引っ張り上げますね。

今回は私のメインの次世代M4のお話。最近スカーに浮気しまくってますが、
M4ちゃんも治してあげないとアカンと思い、重い腰を上げて挑んだ次世代M4。
このメカボ、何か魔物が棲みついています。
早速、メカボを開けようと思ったのですが、早速ネジを舐めてしまった模様。
ご丁寧に六角ミリネジに変えて、メカボが開かないようネジロックをタップリ縫ったのが裏目に出ましたな・・・



早くも心が折れかけましたが、このままじゃなんか負けた気分なんで、
意地でも直してやろうと、ネジ穴めがけてドリリング!!



ごーりごーり!!
3㎜のドリルでモミモミします。



ネジの頭が取れましたね。
これで問題なくメカボを開くことが出来ます。
さあ、早いトコ魔物を退治して、いつものM4チャンに戻してあげましょう。



あとはネジを暖めて・・・



ペンチで挟んでクルクル回せば、ネジも無事取り出す事ができます。
それじゃ、組みなおすとしますか!?

「!!?」



ト、トリガーが・・・折れちゃいました。
こんなトコ、折れるんですか!?
同時に私の心もポキッっと折れ・・・
タッパーにしまわれていきましたとさ!!

今回の魔物は手ごわすぎます。
メカボASSYで買わんとダメって事でしょうか!?
ヤレヤレですな・・・  

Posted by 雲長。 at 23:30Comments(2)次世代電動ガン M4

2013年02月28日

お客さんの手による修理。

今回の修理品は次世代M4。
先日のゲームにて昇天されました。
皆さん派手にぶっ放してましたからね・・・



今回の修理は、お客さん自身にやってもらいます。
バラし方を覚えたいそうなんですが・・・問題ないっしょ!?
器用なお客さんなんで私が教えるまでも無いんですが。



よそ事してたら、あっという間にココまでバラバラ。
旧世代はばらしたことがあるそうなんで、横で見てても作業には問題は無いですね。
続いてコネクター、配線ストックパイプを外します。
ココも、ハンダを外してしまえば問題なく行えますね。



フレームからメカボを外す時にコツがあります。
まずはセレクターをこの位置にあわせる事。
そしてメカボはケツの方から引っ張るようにして外します。
外す時ちょっと硬いですが、コツがわかれば簡単に外せます。
マルイも外しにくいことは判っているようで、
最近の416とかはあらかじめ外しやすいように若干形状が違います。
中のおばちゃんにもやさしい仕様になっとりますね。
メカボが取り外せたら・・・



ご開帳。



見事にケツが飛んでますね。
ケツが飛ぶってことは・・・コレばっかりは部品の強度不足が原因ですね。
ただでさえリコイルユニットで負荷が掛かるので・・・
ここいら辺をスチールの歯なんかで作った対策部品が欲しいですね。



今回セレクトしたパーツはおなじみのコチラ。
お客さんも最後まで純正ピストンと迷っててましたが、今回はSHSをチョイスされました。
コイツも最近の奴は鉄の歯がしっかり接着してあるようで、歯がズリッとイキにくくなっております。



純正のピストンヘッドと組み替えて終了。
あとはばらした逆の順序で組み上げて完了。
今回はほとんど手伝うことはありませんでした。
器用なお客さんなんで、これからは自分で愛銃を煮詰めてみてくださいね。
自分で弄れば愛着倍増ですぞ!!  

Posted by 雲長。 at 23:00Comments(2)次世代電動ガン M4

2013年01月23日

次世代エムヨン、オーバーホール その③

今回行っているオーバーホール、パーツに大きな問題はありませんでしたので、
実際組み上げていきましょう。



今回はメタル軸受けを使用します。



信頼と安心の東京マルイ製。
ハイサイクル用メタル軸受け。
こちらの軸受けを専用工具で圧入します。



ビチバチに入っていますので、接着の必要はありません。



続いて使用するのは、後期型セクターギア。
表面にメッキ加工がしてある為、耐久性がUPしています。



軸受け、ギア交換に伴い、シム調整を見直します。

セクター ㊤0.48 ㊦0.15
スパー  ㊤0.15 ㊦0.15
ベベル  ㊤0.47 ㊦0.15

ですが、ほとんど弄ることはありませんでした。

セクター ㊤0.48 ㊦0.15
スパー  ㊤0.15 ㊦0.3
ベベル  ㊤0.47 ㊦0.15

弄ったのはスパーのみ。
さすが、東京マルイ商品ですね。

後は配線を見ていきましょうか。



折角なので、悪くなるセフティをキャンセルしときましょう。



モーターのトコの配線も少し痛んでいたので、収縮チューブにて補修。

各部チェックの上、フタをしてメカボックス完成。



ほいじゃ、組み上げますか・・・



今回、このスプリングを使用する予定でしたが…



実際組み込んだ所、三桁逝ってしまいました。残念。
今回はもとのピストンについていた純正スプリングを外して、そのままで組み込んであります。



このように本来の性能を発揮するように組み上げてあげれば、
スプリング交換しなくても、コレぐらい初速が上がります。
スプリングを交換していないので、メカにやさしい仕様になっとります。
もう少し初速を上げたければ、スプリングガイドを交換すれば良いかと思います。
コレで手持ちの416並みにはなっていると思いますので、M4ちゃん、もっと使ってあげてくださいネ。  

Posted by 雲長。 at 22:30Comments(0)次世代電動ガン M4

2013年01月22日

次世代エムヨン、オーバーホール、その②

ほいじゃ、メカボを開けていきましょうか!?



と、ココでボルトストップ装置のおさらい。



こちらもスプリングの位置等、忘れやすいので、
写メっといたほうが良いですよ。

それではご開帳。



酷すぎず、キレイすぎず・・・
まあこんなんでしょってな感じですね。
特に問題はなさそうです。
それでは各パーツを外して、細かく見ていきましょうか。
まずはピストン。



今回の固体はありえないぐらいグリスが塗ってありました。
サイクルが低いからよかったものを・・・
グリスの塗りすぎはブローの元になるので注意しましょう。
ラックを確認した所、1歯目にカジリが見受けられました。
使えないことは無いのですが、大事を取って交換します。



続いて、各ギアを見ていきましょう。
比較的丈夫いベベルとスパーギア。
ベベルは全く問題なし。
スパーは少し変色しております。



ですがパーツクリーナーで洗ってみたら何も問題はありませんでした。
続いてセクターギア。
こちらは前期物の為、持ち主さんから交換要請が出ております。
グリスを洗ってチェックしてみると・・・



ちょっと痛んでますね。
こちらも使えないわけではないですけど、
オートセクカ機能搭載の前期物のセクターはポイ。
後期型に交換します。



続いて、メカボックスを洗浄します。
一見キレイに見えても、あらぬところからゴミが出てきます。
タンポポの種とかね!!



キレイになりました。
上、下、メカボックスのガワには何も異常はありませんでした。
洗浄を行い、グリスアップして組み上げれば問題ないかと。
各部品をチェックして組み込み準備に入ります。

今回の依頼品、特に大きな問題は無いので、よく壊れそうなトコの交換及びバージョンアップを行います。
交換部品はピストン、軸受け、セクターギア、予算が余ったので、シリンダーもイイの入れとこうかと。
次回は部品の組み上げ、及び作動チェックです。  

Posted by 雲長。 at 22:29Comments(0)次世代電動ガン M4

2013年01月21日

次世代エムヨン、オーバーホール。

やっとこ自分のM4に手をつける気になったかと思いの方…



私のM4に非常に似てますが、コレ実は依頼品です。
お客さんの次世代M4なのですが、このお客さん、マルイのHK416も持っています。
外観は自分で仕上げてお気に入りのM4だったそうですが、HK416を手に入れて撃ち比べると寂しくなるようで…
HKに負けないぐらいに仕上げてくださいとの事。
それでは早速見ていきましょうか!?



まずは、健康診断的な初速測定。
数値は少し低いように見受けられますが、コイツはデッドストックだった初期型。ソレを考慮すると、悪くない数値です。
後期型に内部部品をコンバートしながら、本来の設計に近づけていけば良い物に仕上がるかと思いますよ。
皆さんには見慣れたM4ですが、分解する時のコツもあるので、分解しながら解説していきましょう。



まずは、フレームロックピンを外します。
ポンチ等で叩いて抜けば良いかと。
HKのようにガチガチじゃないので、普通に抜けると思います。



そんでもってアッパーを外すんですが、力任せに引っこ抜くんじゃなく、
少しチャージングハンドルを引っ張りながら前方に引き抜けば、スムーズに抜けます。



後方配線なんで、何も問題なくアッパーが外せますね。
チャージングハンドル周りが細々してますので、配置をしっかり覚えておきましょう。
写メ等撮っとくのをお勧めいたしますよ。



ストックを外す時の注意。
レバーの所のイモネジを緩めて、レバーをギリギリまで引っ張れる位置まで
ねじ込んだ後、レバーを思いっきり引っ張って、ストックを外します。
躊躇すると、端子ごと持っていかれるので注意です。



案外、素直に取れたと思ったら・・・もうすでにカスタムパーツに交換されてました。
接点が面で当たるカスタム端子。これならモゲ取れる心配はありませんね。
後はポジションレールを外すのですが、ここのネジが一本無くなってました。
次世代シリーズは、組み上げる時にはネジロックを塗らないと高確率で外れて無くなります。



配線が付いたままだと大変作業性が悪く、無理をすると配線をいためてしまうので、
ココは一旦外したほうがイイですね。



工具は良い物を使いましょう。
私のお勧めはビッグアウトのリングレンチ。
このレンチはスチールでできている為、曲がったりしません。
マイナスドライバー等で叩いても外せますが、次世代を持っているなら、
いつかはストックパイプが緩む時が来るので、買っておいて損はありませんよ。



HK416の時のような固さはなく、普通に外せますよ。
最悪、マイナス当てて叩いても取れるかもしれませんが、あまりお勧めはできません。



続いて、モーター、グリップを外します。
後は、トリガーロックピン、マガジンキャッチを外しましょう。



そしたら、メカボをひっこ抜くんですが、
セレクターをこの位置に合わせないとスムーズに抜けません。
そのまま斜め上に引っこ抜けば・・・



メカボが取り出せました。
シリンダーに加速ホールが無いので、初期型ですね。
次回はメカボを開けていきましょうかね。  

Posted by 雲長。 at 22:46Comments(0)次世代電動ガン M4

2012年12月24日

次世代M4オーバーホール 接点改良編。

と言うことで昨日の続き。
メカボをご開帳してスイッチを取り出します。



若干、スイッチへってますが、まだまだ全全体丈夫なので、
今回は接点グリス散布で、このままイキます。
と、ココで今回の問題点!!



マルイの電動ガンには二重の安全対策が施してあります。
ひとつはヒューズによる安全対策。そしてもうひとつは、セレクタープレートによる安全対策。
セレクターをセフティに入れると、電気的に回路がOFFになるようになっています。
海外製とかだとオミットされているのですがね。
使い込んでくるとココが足を引っ張ったりします。
今回も次世代でよくある症例の一つ。ピン先で示した箇所が
セレクタープレートによって押されるわけですが、
使い込んでくると、接点不良でセミの調子が非常に悪くなります。



今回もソレで・・・
接点プレートにカーボンが溜まってますね。
キレイキレイして組み上げればなおるのですが、又おんなじ症状を起こします。
ココをお掃除する為には、メカボをばらさなければお掃除できません。
今回の依頼主さんはご自身で分解とかされない方なので、今回は改良します。



ってさんざんエラそうな講釈たれてますが、ようはハンダで埋めて繋げるだけです。
これで接点不良ともおさらば。でもこれヤルのにメカボ完全にばらさないといけないのがネックです。



折角メカボばらしたので、ピストンに加工をしておきます。
スプリングがヘタった時に簡単に調整できるようにと・・・



っとそのまま組み上げて完成。
ほぼ箱出しの状態に戻りました。

って今回、この修理よりもストックの配線処理に作業の半分以上の時間取られたりして・・・
まだまだ私も修行がたりませんな。  

Posted by 雲長。 at 22:30Comments(3)次世代電動ガン M4

2012年12月23日

次世代M4オーバーホール。

本日のお料理はコレ!!



CQBベースのカスタムガンです。
持ち主の方曰く、セミの調子が悪く、撃てないときがあるという事で今回入院。
火曜日にはゲームで使うそうなので、急ピッチで仕上げます。
多分、接点プレート辺りが邪魔しているんじゃないかと推測してます。
メカボックスを開けるので、ついでに悪いトコ直してオーバーホールしてくれとの事。
ほいじゃ、サクサクッとやりますか!?



カッチョえーストックに交換されてますな・・・
っとココでいきなりつまづく。
社外のストック、なかで何かが引っかかっており、中々外せませんでした。
四苦八苦しながらなんとかストックを外す事に成功。
どうやら配線カスタムしてある模様。メカボから直で配線して有りますね、コレ。
ストック内も十分なスペースがあり、バッテリーの選択肢が増えるので、コレは良いカスタムですね。



ストックが外せれば、作業はサクサク進みます。



フレーム補強してある後期型ですな。
シリンダーやギアからも後期型を確認できますね。
マルイさんも細かいトコを改良してあります。



メカボをプリッと出します。



ココ重要。ボルトストップさせるためのパーツなんですが・・・
スプリングのかけ方を間違えると、ボルトストップが上手く機能しません。
忘れないうちに写メ等、撮っておくとイイですよ。



ご開帳。
比較的綺麗ですね。
部品を外して各部、チェックします。



ギアは問題ないですね。
ピストンも比較的綺麗です。
機関部に問題は有りません。



ただ、ピストンにグリスダダ塗りですね。
あまったグリスが変色、劣化していますので、
キレイキレイしてグリスを塗りなおします。

長くなったので、次回は配線加工編です。  

Posted by 雲長。 at 22:45Comments(2)次世代電動ガン M4

2012年12月22日

次世代M4、CQB化。

本日は、お客さんが持ち込んだテッポの作業をレポートします。
今回は、PDI製の10.3インチアウターバレルを組み込みます。
場所は当店カウンター横作業スペース。
作業自身はお客さんが行います。



お客さんいわく全長が長いようで、取り回しが不便なんだそうです。
今度焼津のスペシャルフォースでインドア戦があるようで、
取り回しをUPさせる為、当店でパーツを購入、作業となりました。



メカボックスからして、初期のロッドのようですね。
フルシリンダーが組み込まれてます。



初速もこんな感じ。良くも悪くもないファーストロッドの平均値かと・・・



まずはバレル基部を外します。
ココの分解はは特殊なレンチが必要です。
なくてもマイナスドライバーなんかでコンコン叩けば可能なんですが、
基部自体がズタボロになってしますので、ココは素直にレンチ買った方が吉かと・・・
お勧めはビッグアウトのレンチ。
当店では工具は貸し出し可能なんで、心逝くまで弄っちゃってください。



フロントサイトを留めているピンを、
ポンチで引き抜きます。



ポンチでピン抜けば、フロントサイトが外せそうなんですが・・・
ここで注意せんとイカンのが、ココに隠しネジがあるって事。
知らないと外せません。中に芋ネジが入ってるから!!



無事外せました。ココまでは順調だったのですが・・・
交換するのはPDIのアウターバレル、ほんの少しだけ太かった為、
(純正比0.1ミリ程度)フロントサイトを取り付けるのに、大変難儀していました。
アウターバレルのリング状のトコを紙やすりでシコシコ、シコシコ・・・



お手手が真っ黒になっちゃいましたね。



四苦八苦してようやく取りくけ完了。
焼津のスペシャルフォースで大暴れしちゃってください!!

業務連絡。

明日、12月23日(日曜日)は通常ならば定休日でお休みなんですが、
当方お仕事がたまっている為、臨時で営業いたします。
ご来店お待ちいたしております。  

Posted by 雲長。 at 23:30Comments(2)次世代電動ガン M4

2012年12月14日

そのメカボに魔物は潜んでいたっ!!

今日は、非常に珍しい壊れ方をしたピストンがあるので紹介いたします。



もうすでにバラバラですが・・・
お客さんいわく、5日間悩みぬいてどうにもならんと今回持ち込まれました。
このテッポ、セミではソコソコ撃てるのですが、フルに切り替えたとたん

「ニャーーーー」

となり、ピスクラの症状になります。
セミが打てるって事がとても不思議な症状。
以前あったパターンはメカボにクラックが入り、
そこでギアが逃げるってパターンがあったのですが、
今回はメカボにクラックはありませんでした。



一見何も問題のなさそうなピストン。



ラックも問題なさそうです。一歯目はお客さん自ら削りこんであるご様子。
ケツが割れるのは良くあることですが、コレは問題なさそうですね。



イロイロと検証を加えた結果、サイズ的にはピストンには異常が見受けられなかったため、
各部の見直しはもちろんのこと、シム調整の見直し、とにかく丁寧に組み込みます。
結構自信のある組み込みで、コレで大丈夫だと作動チェックしたのですが・・・

「パパパパパリ・・・ニャーパリニャーパリ」

多少はよくなってますが、根本的な解決にはなってませんね。
お客さん自身でばらしてチェックしてみたところ。

答えはコレ!!



目ではわからないトラブル。
力をかけるとピストンが割れます。
微妙にクラックが入っているため、セミオートは撃てるんですが、
フルオートにしたとたんピストンのクラックにより、ギアのラックが逃げるようです。
こんな壊れ方ってあるんですね!?



ピストンをチェックしても一見、汚れにしか見えませんよね?このクラック!!
結果、私も見抜けませんでした。
これはお客さんがバラしているときに発見しました。
よく発見したと私も関心です。

結構このピストン使っている人も多いと思いますので、
参考までに・・・  

Posted by 雲長。 at 22:30Comments(0)次世代電動ガン M4

2012年12月11日

次世代M4。足掻いてみた。

自分の銃だし・・・やる気がおきなかったので、もう少し足掻いてみました。



とりあえず、初速が落ちた原因を探らないと・・・
多分、グリスをふき取って塗りなおせば直る気がしますが・・・
ふと見たら、ベネリさんのスプリングが転がっています。
長さ的にはピッタンコ。ならばコレを入れて試してみましょうか。



結果としては、少々落ちてしまいました。



揉んでみたところ、テンション的に少しやわらかい気がしましたので、
結果は薄々解ってましたが・・・

とりあえず、初速を出すには、ピストンスピードが重要。
手っ取り早くピストンスピードを上げるためには・・・



シュシュっとな!?



シリコンスプレーでピストンスピードがちょっと上がって回復!!
ですが目標値には程遠い結果に・・・なにか解せませんな。
以前は純正スプリングでも新品なら三桁越える勢いだったんです。
やっぱりバラスしかないですね。暇を見つけてヤルとしますか!!  

Posted by 雲長。 at 23:02Comments(2)次世代電動ガン M4

2012年12月10日

次世代M4、スプリングだけで何とかする。

今日は、先日初速の落ちてきた私の次世代M4の初速調整をしようかと・・・



ほんとはバラして各部調整したいトコですが、今回はマンドクサイので、
スプリングだけで何とかしようかと。
まずは初速測定。



昨日計った時とほぼおんなじ状態。
今回はアングスの次世代用スプリングを使います。
次世代M4専用とは・・・今は便利な商品がありますね!!



このスプリング、バレルの長さによって2種類のスプリングに分かれています。
まずは260以上用のLと260以下のSの2種類あります。
見比べたところ、1巻き半ぐらいSの方が長いですね。



私の次世代は前だし配線になっているので、スプリング交換は楽勝です。
まずはLから。



そんでもってS。



うーん・・・目標値に達しませんでした。
私の中ではもう少し初速が上がると思っていたのですが・・・
っていうか、スプリングのテンションからしてもう少し初速上がるはずです!!
やっぱり分解して、オーバーホールが必要なようですね!?  

Posted by 雲長。 at 22:30Comments(0)次世代電動ガン M4

2012年11月25日

次世代M4 オーバーホール。

今日は、お店お休みの予定で家でゴロゴロしてましたが・・・
急遽お客さんが来店することになり、ちゃっとこ開店、臨時営業しました。
パーツを買いついでに、ココで組み込んじゃえって話になったので場所を提供。
私は横目で見ながら、ブログのネタを提供してもらうことになりました。



今回持ち込まれたブツは、次世代M4。ショップでチューンされたものだそうです。
今一調子がよろしくないようで・・・オーバーホールがてら良いブツに仕上げます。



グリップには弄るなって書いてありますが、分解しちゃうぞッ!!!



今回、ぶち込まれるブツたち。当店でお買い上げのブツの他に、
何点かお客様自身が買い揃えた部品が混じってます。
買った部品を直ぐ組み込めるのも当店の特徴。
工具お貸ししますので、心逝くまで弄っちゃってくださいな。

カスタム前に、まずは初速測定。



チューニングガンにしては、少し低めですね。



お客さんいわく、今回ばらすのは初めて。今回は詳しいお客さん2人、
私も交えて4人でワイワイしながら分解開始です。



バレルに加工の跡が・・・
ホップ窓広げるチューンがしてありそうですが・・・
角がキトンキトンで、バリが出ていました。
バリを取って、丁寧に組み上げ。



本体の方も、あっという間にバランバラン。
さすがに手際がいいですね。

内部を確認しましたが、メカボックスはノーマルっぽいですね。
スプリングは交換してあるようです。ちょっと強めのスプリングが組み込んであります。
カスタム内容としては、ホップ窓を加工して、強HOPが掛かるように、
そんでもって、落ちる初速をスプリングでカバーってとこでしょうか!?



私よそ事してたら、もう組みあがっちゃってます。お仕事早いっすね。



今回教えてもらったんですが、M4のフレーム2種類あるそうですね。
ココに補強のリブが入っているものと、入ってないものがあるらしいです。
知らんかったです。お勉強になります。



チャチャっと組み上げて、無事完成。
スプリングからして、オーバーするかと予想してましたが、
心配をよそに、92ぐらいで安定。
(写真撮り忘れました。スイマセン)

この部品構成とスプリングにしては少々低いと思います。
魔ホップとブリッジパッキンという欲張り仕様なので、HOPの詰めが必要だと思いますよ。



本日も楽しい時間を過ごさせていただき、真に有難うございます。  

Posted by 雲長。 at 22:50Comments(4)次世代電動ガン M4

2012年10月15日

次世代電動ガン・・・更なる高みに。

前回、ストックパイプの錘がサイクルについてこない私の次世代M4。



知り合いの器用な方(Pセンセ)に錘を削ってもらおうかと妄想していたのですが、
どうにかならんのかとネットをググッたところ、この錘はバラして重量調節が出来るみたいじゃないですか!!



ということで早速分解したのですが・・・
錘についているタッピングビスの硬いこと、無理に回したら根元を残して
ネジがねじ切れてしまいました。(シャレンナラン!!)



「うぬ・・・こういうときは・・・」

「煮込む!!!」

半分冗談ですが、マジで効果的です。
ネジロックは暖めてやることによって、ネジロックの効果が弱くなります。
パッキン等が近くにあり、あまり熱をかけれない場合等はマジで煮込みますよ・・・
おなべでコトコトとね。

今回の場合は、両方とも金属なので、マイクロバーナーで煽ってあげます。



するとあら不思議。
あんなにカチコチだったのに!?
スルスルっと回ってくれます。

取り除いたネジたち。



中に、鉛の棒が入っているので、


コイツを取り除いて軽量化!!
再度組みなおします。
さすれば、快調作動。

所管ですが・・・
フルでうつと奥歯がガタガタいわされます。
しかし、セミが非常に寂しい。
錘の重量調整して、リコイルスプリングで煮詰めたいところです。
越後屋のリコイルキット買ってスプリングだけ抜くしかないのかなあ!?
お勧めのスプリングあったら教えてください。
  

Posted by 雲長。 at 22:30Comments(2)次世代電動ガン M4

2012年10月13日

次世代でハイサイクルを作る。

それは何気ない会話から始まりました。
私の次世代M4を弄りながら常連さんとお話していたときの一幕。



常連<「コレって、リフェ使ってるんだよね!?ちょっと遅くね!?」

ナヌ!?

最近測定してなかったのですが、最低でも15発は出ているはずですぞ!!
私の次世代M4。

常連<「知り合いのは17発ぐらいでとったしなぁ。」

常連<「ちょっと遅いよ!!!」

元ハイサイ職人の私に言ってはいけないことを!!!

常連<「ソコにいいモーターかかっとるじゃん!?試しに入れてみる!?」



そこには、仕入れたばかりのEG30000モーターがっ!!

ああっやったろうジャン!!17発以上出せばいいんでしょ!?
ということで各部チェック、組みなおしの上、初期状態を図ってみると・・・



私のサイクルカウンターですが、1分間に何発という表示で出るので、
出た数値を60で割った数字がサイクルになるのですが・・・
1080÷60=18.1
18発は出ていますね。

「出とるじゃん、十分」

やべ、うまく乗せられたか!?
現状、EG1000でもこの数値で満足なんですが・・・
一度火が付いたハイサイ魂。
テーブルには挿入準備万端の次世代M4ちゃんが転がっていますし。

もう我慢できん・・・入れちゃえ!?



ズコッとな

ってことで詳細は次回。
ゲームで一日使って耐久チェックしますっ!!!



業務連絡。
明日は、豊橋昼ゲームに参戦の為、
お店の方はお休みさせていただきます。  

Posted by 雲長。 at 23:15Comments(0)次世代電動ガン M4

2012年09月08日

次世代メカボ割れ。

私の次世代M4なんですが、今回、故障の原因はメカボの割れによるものと判明しました。
他のパーツは一切問題ありません。

原因は、次世代のメカボックスは片側がドーナツ状のリングになっています。
ここが割れたことにより、モーターのハウジングが斜めに入り、
ベベルを削ってしまったと思われます。

これだけベベルを削ってピニオンなんともないって、やっぱすごいですね。
ビッグアウトのピニオン!!


(無残にも壊れてしまったメカボ。実は壊すの2回目だったりして・・・)



一回目のときはなぜに壊れたのかわかりませんでしたが、オーバーホールしたときに
原因がわかりました。
メカボのネジが緩んだことによる弊害です。
次世代の場合、ネジが緩みメカボが開くと、モーターからの力が
今回割れたメカボのリングに掛かってしまいます。
クラックが入っているのはわかっており、だましだまし使ってきたのですが、駄目でした。
次世代をお持ちの方は、バラした時にチェックした方が良いですよ。

対策方法としては、ネジロックを塗って、しっかり締めることでしょうね。
自分、旧世代の自分の銃のメカボにはネジロックは塗らない事が多いのですが、
(割りワッシャーを入れればほとんど緩むことは無いと思います。)
次世代は塗らないといけませんね。割りワッシャーが入ってても十分緩みます。

通常のM4のような形状ならココが割れることは無いんでしょうが・・・
何でこんな形しているんでしょうね。謎です。



対策もわかり、さあ修理って所ですが・・・
ココで問題発生!!

次世代のメカボが手に入りません!!
以前は色々なトコで売っていたのですが、現在ではどこを探してもありません。
見つけたら大人買いしないといけませんな!!  

Posted by 雲長。 at 23:34Comments(0)次世代電動ガン M4

2012年09月05日

次世代ギア

ピストン周りを固めると、シワ寄せは、軸受け、ギアに負担がかかります。
今回はギアのお話。

ご存知の方も多いですが、次世代のセクターギアは材質の関係上、非常に減りやすくなっています。
オートセクカ機能標準搭載です。


(磨り減ってしまったギア)

そこで出番となるのが・・・
SHSのギア、もしくはライラクスのギアが選択肢に入るでしょうね。
先発はSHS。
今でこそ価格破壊が起こってお求めやすい値段になっていますが、
私が購入した当時はSHSでも4000円近くしました。
選択肢が他に無かったので購入しましたが・・・

使ってみた所感は・・・予算が許せばライラがいいと思います。
多分・・・私は使ったこと無いですが。

お店によってはセクターギアのみ1000円ぐらいで買えるSHSのギアも捨てがたいです。
ぶっちゃけノーマルでもベベル、スパーともに鉄系の金属で出来ているので、交換する必要がありません。
問題はセクターギアなので、コレだけ部品で出るのはSHSですからね。

ちなみに自分はSHS使ってます。

SHSの問題点は、軸ズレしているギアがあること。
又、ギアを回したとき左右に振ってしまうギアがあること。

メカボにギアを差し込んで、手でクルクル回してみて、
シュルルルとギアが左右にブレることなく、
綺麗に5回転ぐらい回れば問題ないかと。

?なときは買いなおしたほうが無難ですかね!?
無理して使うと軸がへし折れます。


(後で分かったのですが、軸ズレしてました)

このような商品ははずれと諦めて、もう一個買うとか、もしくはシム調整で
ギアがフレてもメカボやスパーに当たらないように、
ギア同士のクリアランスを多めにとり、接触しないようにくみ上げます。
バラしたときに、ギアに花びら模様のような傷跡が付いていたり、
セクターギアの淵がピカピカだった場合、ギア同士のクリアランスを広げた方が良いと思います。
又、一見大丈夫そうでも、バラした際、軸をチェックしてみてください。
折れていてすっぽ抜ける場合もあります。
(自分のは軸が折れた状態でも動き、オーバーホールした時に気づきました)

丁寧にくみ上げればSHSのギアも結構いい部品だと思いますよ。



ここからは、業務連絡。
今週の日曜日はゲーム参戦の為、お休みさせていただきます。
あしからずご了承くださいませ。  

Posted by 雲長。 at 20:32Comments(0)次世代電動ガン M4

2012年09月04日

次世代ピストン

高ボルトバッテリーで駆動させた次世代M4。
バラしてみてチェックしてみた所、壊れていたパーツがピストン。

大体ピストンが壊れるか、ギアが逝くかが故障の大半ですが。
では、当時のピストンをジャンクBOXより引き上げてきて検証しましょう。

壊れているのはピストンのラック。
なぁんだ。ただのピスクラかとただ交換するんではなく、
どうしてココが壊れたのか、どうやって壊れたのかを考えながら
原因を探っていくと、スキルアップに繋がりますよ。

私、2回同じところを壊しているんですよ。



ココ。(ケツ前1歯はわざと削ってあります)
前回は、何も考えずにピストン交換しただけでしたが・・・

今回もピストンのラックは、中央部が舐めてしまってます。
通常、ピストンスピードが足らない場合は、ギアの後ろの方を舐めたりするのですが
(予防するためにラックを一枚削ったりするのはこの為です。)
中央部を舐めるなんて不自然ですよね。

分解して実際にピストンを組み、手でピストンを動かしながらイメージします。
どうやらなめている場所は、ストックパイプの中の錘を引き始める箇所でした。
で出た結論。

ピストンの強度不足ではないんでしょうか?
純正状態で遊ぶには何の問題も無いのですが、ハイサイクル等、
負荷を掛けた場合、極度に部品に負担がかかります。
純正ピストンだと強度的に耐えられないんですね。

と、前置きがながくなりましたが、ココでお勧めなのが・・・

『SHSの次世代用ピストン。』

歯が金属でできているため強度は抜群。
その上、お財布にやさしい価格です。

価格相応か?すぐ壊れると良くない噂をきくんですが・・・
少々手を加える必要がありますが、手直ししてあげるとスペシャルパーツに大変身ですよ。

手直しする箇所なんですが・・・このピストン買ったばかりだと
金属歯がただレールに嵌まっているだけで、指で強く押すと外れてしまいます。
これだとピストンの一番裏のプラスチックにスプリングの力が集中する為、
すぐに壊れてしまいます。

対策方法としては、一度ピストンをレールから外してパーツクリーナー等で
脱脂したあと、対衝撃用アロンアルファで固定してあげます。
ハイサイで回す方、サンダーをお持ちの方は、最後から一つ前の歯を
落としておくとなおさらベターですね。


(子汚いですが、かれこれ10万発近くは撃ってますね。ケツも一歯削ってあります。)

私、このピストン使ってハイサイで撃ちまくってますが、
まったく壊れる気配がありません。
大変お勧めですよ。



ピストンは壊れなくなったのですが他の箇所が・・・
次回はその辺りを煮詰めていきましょうか。  

Posted by 雲長。 at 19:17Comments(2)次世代電動ガン M4