2013年01月29日

G3の修理 その③

それでは各パーツを組みなおしていきましょう。



まずは塗りすぎのグリスをふき取り、適量のグリスに塗り替えます。



ピストンにも加工をしておきます。
いずれ、スプリング交換するでしょうから・・・



スプリング交換したい時は、ピストンヘッドのネジを緩めれば、
ピストンからスプリングを外すことができます。



ギアは問題ないのですが、シムの方に問題あります。
シムを正常な枚数に組み替えます。



シム調整はデフォルト設定の、

ベベル  ㊤0.15 ㊦0.3
スパー  ㊤0.5 ㊦0.3+0.3
セクター ㊤無し ㊦0.3+0.3

で組み直します。



忘れ物がないか確認したら・・・



メカボックスを閉めて、メカボは完成です。
このまま組み込もうと思いましたが、チャンバーにカラフルなBB弾が詰まっていましたので、
チャンバーも分解してチェックします。



チャンバーの中を確認すると、もう一つオレンジ色のBB弾が詰まっていました。
いびつな形をしていたのでサイズを計って見ると、なんとコチラ、6.1ミリあります。
マルイのバレル計が6.08ミリなので、コレではバレルの中に詰まってしまいますね。
今回はコレがクラッシュの原因なのかな!?
弾がバレルに詰まっているのに、ノズルはBB弾を送り出そうとする。
詰まったBB弾にノズルが叩きつけられるので、タペット破損につながったのかも!?
あくまで当方の予想ですが・・・
チャンバーのチェックも終了したので、部品組み上げて初速測定。



今回は全てノーマル部品とノーマルパーツを使用したので、純正状態の数値となりました。
コンセプトが純正状態に戻すといった依頼でしたからね。
もうちょっと初速が欲しい場合は、スプリングを交換すれば良いと思います。
カスタムしたくなったらいつでも相談に乗りますので、お気軽にどうぞ。  

Posted by 雲長。 at 22:48Comments(0)G3 SAS