2016年11月05日

HK416をオーバーホール。

それでは実際に作業手順を追って紹介していきましょう。

今回の個体は・・・

ポートカバーが動かない

初速の低下
(計測時87)

との事。

それでは実際にバラしていきましょうか!?

本体のバラし片は割愛。

バラし方を知りたいって方は、ワタクシの過去記事を参照してください。

マルイ HK416 分解 セヨ その①

HK416をオーバーホール。

メカボックスシリンダーの穴からピストンを覗きこめば、ある程度のテッポの状態が解ります。

ココのグリスが真っ黒だったり真っ黄色だったりしたらそろそろメンテナンスしても良いかも!?

HK416をオーバーホール。

今回はリコイルバーが破損していました。

ポートカバーが動かないといったトラブルの場合はココの破損が考えられます。

ココのパーツ、甘く見るなかれ。

そのまま作動させていると、割れた破片がメカボックスに入ってしまい、割れた破片が2次、3次災害を引き起こして、それはまたマンドクセな事になります。

壊れたら速やかに修理しましょう。

HK416をオーバーホール。

はいっメカボ出ました。

メカボックスの出し方まではコチラを参照。

マルイ HK416 分解 セヨ その②

マルイ HK416 分解 セヨ 完結編

HK416をオーバーホール。

メカボオープン!!

中々使い込まれたメカボックス!!

やりがいがありますね!!

HK416をオーバーホール。

各部品をバラして破損がないか、目視でチェックします。

この時、シムの値も計っておくと良いでしょう。

HK416をオーバーホール。

ピストンやシリンダーをチェック。

砂やら木くずやらいろいろ出てきました。

アウトドアで使われていたテッポには良くある事です。

HK416をオーバーホール。

各部品を洗浄して細かくチェックします。

汚れていると細かいクラックや破損を見落としてしまいますしね。

HK416をオーバーホール。

今回、セクターギアに不具合が見つかりました。

メカボ内部はノーマルなので、単純に摩耗です。

壊れる寸前だったって事で、オーバーホール時期としては非常にいいタイミングだったと思います。

HK416をオーバーホール。

今回、交換するパーツ軍。

①セクターギア 摩耗の為交換。

②リコイルバー 破損の為交換。

③ピストンヘッド 砂やら石やらでズタボロだった為交換。

④パッキン 折角なので交換しておきましょう。

HK416をオーバーホール。

セミオート不良になることが多いので、セレクターセフティもキャンセルしておきます。

HK416をオーバーホール。

グリスを塗り直し、丁寧にメカボックスを組み上げます。

HK416をオーバーホール。

チャンバーも細かくバラしてクリーニング!!

変形したパッキンは交換しておきます。

HK416をオーバーホール。

バレルは非常に綺麗な状態。

オーナーさん、ちょこちょこバレルクリーニングはしてたみたいですね。

その他、チャンバーの給弾口バラさないとお手入れできない部品を磨いておきます。

その後は各部品を丁寧に組み込みます。

HK416をオーバーホール。

今回も中々良い具合に仕上がりました。

相変わらずマルイさんの製品のポテンシャルには驚かされます。

使い込んだテッポでも、キッチリ組み直すことによって、新品それ以上の性能を発揮します!!

というわけで今回も無事納品。

オーナーさん!!この子と一緒に存分にサバゲを楽しんでくださいネ。


Posted by 雲長。 at 22:30│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。