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Posted by ミリタリーブログ at

2017年01月15日

お客さんの手による HK417 リコイルキャンセル

今回持ち込まれたブツは、マルイさんトコのHK417アーリーバリアント!!



この子のリコイルをキャンセルしたいという事なんで、ワタクシ監修の下作業していきましょうか!?



416&417は、ストックパイプ後部のバッファーキャップを外す為、専用のレンチが必要となります。

HK417に関しては、HK416やM4系統とバッファーチューブの径が違うので、417専用のリングレンチが必要となります。

この辺の工具は当店にて貸出可能となっておりますので、貸して欲しい方は店主にお声掛けください。

※貸し出しは、店舗にての使用に限りますのでご注意ください!!



というわけで、専用レンチにてバッファーキャップを緩めます。

固くて緩まない時は、バーナー等で炙ってやる必要があるのですが、今回の個体は問題なく取り外すことが出来ました。



417ってさぞかし大きなリコイルウエイトが入っているかと思っていたのですが・・・

真鍮パイプでガイドが作ってあり、その中に次世代M4系と同じリコイルウエイトが入ってました。シランカッタ!!

パイプの中の臓物を取り出したら・・・

ハイッ!!
これにて作業終了!!


となっちゃうトコですが、持ち主さんはキッチリと処理したいという事なんで、今回はこのパーツを組み込みます!!



ビッグアウト
BOSスプリングガイド

次世代のリコイルをキャンセルしているお方にオススメのSPガイド!!

リコイルキャンセル時、スプリングガイドの暴れによるピスクラを防ぎます!!



まずはストックレールを外すんですが、ココでの注意点は、ストックレールを止めている+ネジを舐めないようにする事!!

小さな+ネジは、ネジロックでガッチリと締まっているので、キッチリ番手のあったドライバーを使用して、しっかりトルクを掛けて回してください。



そしたら先ほどのレンチを使って、バッファーリングを緩めます。

ココもかたい場合がありますので、しっかりレンチをかませて慎重に回して下さい!!

注意事項としては、ストックパイプが一緒に回ってしまうと配線を傷めてしまうので、供回りしないように気を付けましょう!!

手伝ってくれるお友達がいる場合は、パイプや本体をを押さえてもらったりすると回しやすいですよ!!



配線を逃がしながら、ストックパイプをくるくると回せば分解完了!!

ココも心配ならばはんだを外してしまった方が作業しやすいと思います。

ハンダノトリツケアンドトリハズシハワタクシノオタスケガハイッテマス!!

無理だと感じたら、はんだを外しちゃって下さい。横着すると配線を傷めてしまって泣きを見ますよ!!



スプリングガイドの取り付けは至極簡単!!



ストックパイプにネジで留めれば、ハイ、出来上がり!!



後は、バラした逆の手順で組み上げれば

無事完成!!

比較的簡単な作業ですが、ポイントは・・・

丁寧に作業する事!!

ストックパイプには、人間でいう動脈&静脈のような配線が入っています。

ココを傷つけてしまうとさあ大変!!最悪配線張替えってことになっちゃう場合も。

カスタムの極意は、何事も落ち着いて丁寧に作業することですぞ!!  

Posted by 雲長。 at 22:00Comments(0)