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Posted by ミリタリーブログ at

2015年12月25日

M4 NWS レイル交換 微調整



ほいじゃ、レイル交換の続き、逝ってみましょうか!?



ベースの取り付けが終わったら、六本のキャップねじを締めて本体とレイルを固定するのですが、ココの調整が難しいんんですよ!!
キャップネジの締め方によってレイルが左右どちらかに傾いてしまい、バレルが中心に来ないんです。
ココを上手く調整するのが腕の見せ所!!



そこでハナ君が面白い物を作ったんで紹介します。名付けて・・・

「M4MWS用バレルセンター出し治具」

コチラも旋盤職人のハナ君制作の一品。
ショップとかで売れるんじゃないかな!?コレ



使い方は至って簡単!!ハイダーごとバレルの先端に治具を被せます。
治具とレイルの隙間を見る事によって、バレルがセンターに来ているかが一目でわかります。
右、左、上、下、と色々な角度からレイルを見ていきます。



左から見た図。



右から見た図。

どうです!?右側の方が左側より隙間が多いんでコチラの隙間を調整します。
反対側のキャップネジを締めこんで、バレルが中心に来る様に調整します。



ハイッ!!バッチシセンターに来ましたネ。ここまでくれば取り付けは終わったような物。
細かいトコロを色々とチェックしていきましょうか!?



レイルとアッパーフレームとの隙間もチェック!!
ほとんど隙間は無く、目視ではビチバチについていると思います。



オートバイ用のバルブクリアランスを調整するときに使ったりする板ゲージ(シックスネスゲージ)で隙間を計ってみます。



レイルとフレームの隙間はわずか

0.08ミリ!!

※M4NWSにも個体差があると思うので、必ずこのように仕上がるとはかぎりませんのであしからず・・・

今回はねじの締め具合を調整しただけで、特にシムで調整したわけではありません。
中々やりますな、このリング!!ですが、今回取り付けで紹介した「ハナ輪」は絶版商品になるそうです。
大手メーカーさんからもバレルベースが中々お求めやすいお値段で発売されるのに対し、ハナ君のリングはすべて手作り&削り出しなんで、大手さんとの価格競争に勝てないんですよね・・・



後は下部レイルのネジを取り付けたら・・・



みんな大好き、MK18の完成ですっ!!

M4MWSってバレルこんなに短かったっけって・・・実はこのモデル、バレルカットしてあるんですよっ!!
簡単に言いましたが、マルイさんも半年は部品出さないので失敗したら一巻の終わりなんです!!
待てばそのうちサードパーティーから部品として供給されると思いますが、誰よりも早くバレルをカットするとこなんかは漢ですなぁ!!

他社のリングでもおおむね取り付け方は一緒だと思うので、社外のレイルを組んでみたい方は参考にしてみてください。  

Posted by 雲長。 at 22:56Comments(1)