2015年12月17日

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

今回は取り出したメカボックスの方を細かく見ていきましょうか!?

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

その前にバレル長計っときましょう。
中華電動ガンはバレル長とシリンダー長がバラバラで、思ったようにセッティングが出ないといった機種が多いので・・・

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

今回のミニミさんのインナーバレルは50センチ近くあります。
それに対して搭載されているシリンダーはフルシリンダー。
そのままでOKでしょう。

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

分解する前に逆転防止ラッチを解除します。針金かなんかでひっかけて逆転防止ラッチを解除してください。
この作業を怠ると、メカボックスバラス際に弾けてボヨヨーンってなっちゃいますから・・・

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

メカボックスのネジを外せば、メカボは無事分解完了!!

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

シム調整の初期データを取っておきます。
こうすることで、元に戻せなくなったとき、もしくはわからなくなってしまった時に非常に助かります。
最低でも元通りには戻せますからね。この作業もお客さん自身に作業してもらってます。

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

ムムムッ!!なぜかセクター、スパーは8ミリのベアリングを使っているのに対して、ベベルだけ7ミリベアリング使ってあるんだろ!?
7ミリの方が良く回るからベベルのみ7ミリのベアリングを使っているのか?そこまで考えられて作ってあるとするなら凄いです!!

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

グリスを塗り直すため、各部品を洗浄してもらいます。
部品の精度は悪くないみたいなんで使えそうな部品はそのまま、心配そうな部品を交換するといった手法を取る事に・・・

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

洗浄した部品、新しく組み込む部品をグリスアップすます。筆を使って丁寧にペタペタ。

MINIMI 奮闘記!! メカボックス編

まずはピストンを信頼と安心のマルイさんとこのピストンに交換!!
初速UPの為、スプリングは安定のアングス0.9JスプリングLに交換。
ギア鳴りがうるさいって事だったので、シムもライラのシムでバッチリ調整。
ベベルギアも逆転ラッチが2枚タイプだったので、マルイさんトコの4枚ラッチタイプに交換!!
他の部品は見た感じ良さそうだったので、このまま組み上げれば問題ないっしょ!?
というわけで組み上げてドライブさせてみた所・・・

初速82!?

アレレ!?思ったより出ません。
90は出てもおかしくない設定のはずですが・・・
こんなんだったっけかな!?

ギア音もほとんど変わらず、というかほとんど調整が効かないような気が・・・
チャンバーがいかんのか!?それともどこかで気密漏れしとるんか!?
スプリングもいろいろ組み替えたりなんだりしてみたのですが、いかんせん思った通りに初速が出ない。
これじゃ、デチューンじゃないですか!?

どちょろいと言って勧めた手前、どげんかせんとアカンですよね!?

ワタクシもミニミさんは何本かやったことあるのですが、新しいロットになって若干仕様が変わっているのか!?
今回のブツはお客さんの手には負えないってことで、今回はワタクシが手を入れます。
クサそうなところを検証して、完璧な状態に仕上げますぞん!!


Posted by 雲長。 at 21:00│Comments(0)
 
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