2015年11月13日

G3 SAS 修理 前編

今回持ち込まれたのは、マルイさんトコのG3SAS。

G3 SAS 修理 前編

ご自身でカスタムにチャレンジされたのですが、テッポが動かんようになってしまったそうで・・・
イロイロと見てほしいという依頼です。どこか部品が間違って組まれているのかな?
とりあえずバラして各部チェックしていきましょう。

G3 SAS 修理 前編

まずは通電確認から。モーターさんもウンともスンともいいません。
コレはヒューズが切れてしまっているかも・・・ってことでヒューズを確認します。

G3 SAS 修理 前編

G3SASはフレームエンドキャップの所にヒューズが仕込まれています。
ピンの形状したマイナスネジで止まってますので、コレを外せばフレームエンドを外すことが出来ます。
ココで一つ注意。G3系統のフレームピンのマイナスネジはねじ切ってしまう事が多いので注意しましょう。
ちょっと強めに閉めたりすると、簡単にポロリと逝きます。締めすぎには注意して下さい。

G3 SAS 修理 前編

ヒューズは大丈夫そうですね。

G3 SAS 修理 前編

モーター単体にして通電確認を取ります。モーターがピクリともしないという事は電気が来てませんね。

G3 SAS 修理 前編

何やら怪しげなピストンが組み込んであります。ほいじゃメカボックスをバラして様子を見ていきましょう。

G3 SAS 修理 前編

メカボックス出ました。出し方は過去記事を参考にしてみて下さい。

G3 SAS 修理 前編

メカボックスの頭のネジが残念なことになってます。コレは後で補修が必要ですね。

G3 SAS 修理 前編

逆転防止ラッチのかけ方が間違ってます。これじやギアが回りません。
もしや、キアが回らなくてスイッチがドロドロに溶けてしまう系かっ!?と不安がよぎりましたが・・・

G3 SAS 修理 前編

スイッチは無事の模様。ってかヒューズついとるんで、その前にヒューズ切れますよね。

G3 SAS 修理 前編

ということは、マルイさん特融の銅板接点が悪さをしているのかな!?
スイッチから飛び出ている接点の接触が悪いと動作不良を起こしてしまいます。

G3 SAS 修理 前編

マルイさんのスタンダート電動ガンは、セレクタープレートのトコにある銅板とスイッチから伸びている2つの銅板が繋がることによって通電するように出来ており、セフティをかけるとこの銅板から接点が離れて回路的に電気が完全にシャットアウトされるようになっております。
分解組み立ての際、ココの銅板を少しでも曲げてしまうと、接点不良で動かなくなったりします。
今回の通電不良はココがかなりクサい。スイッチの方の銅板を曲げ直して、均等にセレクタープレートに当るようにします。

G3 SAS 修理 前編

スイッチ、モーター、バッテリーだけつなげて通電テストしたところ、モーターは元気よく回り出しました。
あとは各部品をチェック、問題ある個所をしっかり直して組み上げて完了と行きたいトコですが、まだまだ罠は隠れてました。



後編へ続く・・・


Posted by 雲長。 at 22:30│Comments(0)
 
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