2015年10月29日

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

昨日に引き続きSCARネタやっちゃいます。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

次世代全般に言える事なんですが、リコイルに伴い本体がカタカタと振動するのでいろんなトコが緩んできます。
作動には差し支えない場所ですが、正確なサイティングが出来なくなるのと、撃つたびにプラプラするのでキッチリ直してあげたいですよね。
今回紹介するのは皆さん大好きSCARシリーズ全般でよく起こるトラブル、フロントサイトのグラつきの修理方法について案内していきましょう。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

まずはリアサイトを外します。リアサイトも撃ってると緩んで来るので、無くしてしまわないように時々チェックしてあげましょう。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

リアサイトの下に六角ネジがあるのでこれを外します。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

続いてストック付け根の六角ネジを外しましょう。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

表裏4本のネジを外すのですが、ココのネジはダミーネジなので緩みません。舐めてしまわないよう気を付けましょう。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

続いてココの六角ネジを外しましょう。ココも緩みポイント。気が付くとと無くなっちゃってます。たまに増し締めしてあげましょう。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

アッパーフレームを前方に引っ張れば、アッパーとロアが分割できます。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

チャンバー&バレルアッシーを引っこ抜きます。チャンバーを少しおし込みながら捻れば外すことが出来ます。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

本当はフロントサイトはバラす為に後いくつか手順があるのですが、フロントサイトが緩んでいる個体は、フロントサイト横のピンを外せば大体そのままフロントサイトが外れます。
フロントサイトはASSYでしか出ないので、フロントサイトが緩んでいる場合、ココのピンをなくさないように注意しましょう。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

本来ならこのようにバレルの下の隠しイモネジでフロントサイトが固定されているわけですが、SCARはリコイル等の振動で緩んできます。
ココのイモネジを締め直すためには、フロントサイトとバレルを分解しないと締め直せません。
続いてフロントサイト&バレルをバラして行きましょう。まずはフロントサイトから。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

フロントサイトのパーツの奥に隠しネジが入ってます。ピンを抜いてサイトを分解します。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

ワタクシ自作の100均工具。精密ドライバーの先っちょを飛ばしてピンポンチにしてあります。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

無事取れました。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

ココの奥にダミーガスレギュレターを固定している隠しネジが入ってます。
ダミーガスレギュレターを外さないとフロントサイト穴にアクセスできません。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

無事バラバラになりました。コレでサイト上部に空いた穴よりバレル下のイモネジにアクセスできるようになります。
フロントサイトを組み立てる場合、バレルをフレームより外す必要があるのでバレルを本体よりバラしていきます。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

フレーム上部のココの部品を外しましょう。ネジ3本外せば外れます。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

続いてレール下の六角ネジも外し、アッパーレイル先端のU字型のパーツを外せばOK。
フリーになったアウターバレルを引き上げながら後ろに引っこ抜けば分解完了。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

続いてフロントサイトの組み立てに入ります。
アウターバレルのフロントサイト固定ネジには緩み止めにネジロックを塗っておくと良いでしょう。
組み立てはバラしたのと逆の手順で行えばOK。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

フロントサイト、フロントアッシー共々無事完成しました。

SCAR フロントサイト ガタつき 修理

最後の組み立てポイント。ボルトリターンスプリングのガイドをフレーム後部の穴に入れるのを忘れないようにしましょう。
ココを入れ忘れるとボルトが半開きになったりカタカタします。

意外と手順が多くて大変ですが、落ち着いてやれば簡単な作業だと思います。
ガタ付いちゃってる方は、フロントサイト固定ピンが無くなる前にしっかりと直しましょう。
以上、SCARのフロントサイトガタツキ修理でした。


Posted by 雲長。 at 20:00│Comments(0)
 
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