2012年09月18日

タップを切る。

行きつけのお店に、次世代のメカボが届いた為、早速とりに行ってきました。
今回は、予備も含めて2つ購入です。

長いときは2週間以上待たされるので、今回は早い到着です。
メカボを下ごしらえします。
私のメカボはミリネジ仕様なので、今回も同様にミリネジの穴を作ります。
対象物に対してまっすぐタップを立てます。

タップを切る。

あまり力を要れずに、対象物にタップを食い込ませます。
タップは半周切り込んだら、4分の一、半周切ったら、4分の一戻す、といった感じ
で、慎重に切り込んでいきます。
少しでもおかしい、硬いと感じたら、一度外してしっかり切子を覗いてから、
また切りなおしてください。
シリコンスプレー等、切材油の代わりになるものをかけて、切り込みを行うと、
さらに良いでしょう。

(歯はいつも綺麗な状態で)
タップを切る。

硬いけど慌てて作業すると、タップが折れてメカボごとご臨終になられます。

ここで、メカボ内の中に切りくずを落とさないテクニックとしては・・・
粘度の高めのグリスをタップに塗りこんで、切りくずをグリスに絡めつかせれば・・・
アンチウエアグリス等良いと思います。切子が絡みやすいですね。

(タップの隙間にグリスの粘度によって、切子が絡まります)
タップを切る。

メカボの中に切りくずを落とさずにタップを切ることが出来ますが、
完全ではないので、神経質な方は、完全にばらした方が良いでしょうね。

ミニバイクのチューニングの時に、なめたネジをエンジンばらさずにタップを切る方法で、
テクニックといえるかどうかわからない小技ですけどね。

メカボをバラすのが面倒なグリップのトコのネジきりなどにご利用下さい。


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Posted by 雲長。 at 20:51│Comments(0)小技
 
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