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Posted by ミリタリーブログ at

2017年07月07日

次世代M4 ストックパイプ 修理

今回は修理のお話。今回は珍しいパターンのトラブルを紹介しましょう。



オーナーさん曰く、落としてしまって調子が悪くなってしまったようです。

軽く落としただけらしいんですが、落とした時の角度が悪かったらしく・・・



ストックパイプがフレームに対して上向きに曲がっちゃってますね。

ストックパイプが曲がってしまったとも考えられますが、パイプもフレームも鋳物の合金なので曲がる前に割れるでしょうね。

幸い見た感じフレームにクラックは見受けられないので、ネジ山がずれているだけだと思われます。

見なかった事にしよう!!

次世代の場合はストックパイプ内にリコイルウエイトが入っているので、見なかった事には出来ません。

そんなん反対側からぶっ叩けば直るら!?

でもそんな乱暴な事したら最悪フレームが割ってしまうかもしれません。

大体そんな力技はワタクシの直し方ではないので、バラしてスマートに直していきます。



とりあえずストックパイプはビクともしないので、ストックリングレンチでバッファーリングを外して様子を見ます。



バッファーリングは問題なく外れました。



本来ならばこの時点で、ストックパイプがクルクルッと回る筈なんですが、今回はフレームとストックパイプのネジ山が噛み込んでしまっているのかビクともしません。

というわけで、ストックパイプが外れるようになるまでバラしてみました。



結局、ココまでバラさないとストックパイプを外すことが出来ませんでした。



もしかしたら、フレームにクラックが入っているかもしれないので、中から外から細かくチェック。ロアフレームに問題は無いようですね。



ストックパイプの方も細かくチェック。ほんの少し削れてますが、使用には問題ないレベルです。



各部チェックして組み上げた所、バッチリ直りました。

電動ガンは精密機械。力技で直したところで余計に悪くなり高くついてしまう事も・・・

自分の手におえない場合は、マルイさんに送って直してもらいましょう。  

Posted by 雲長。 at 23:30Comments(0)